1、窓付き封筒の使用シーンとメリット

企業の請求書やその他の書類の郵送によく利用されるツールに窓付き封筒があります。
オフィスなどの環境下では目になじんだ封筒だと思いますが、一般的には長形3号サイズや洋形0号サイズといったA4用紙3つ折りサイズの物が頻繁に利用されているようです。窓付き封筒を使用するメリットは何と言っても発送作業の効率化。中身の書類に住所を印字しておけば、改めて封筒の表面に同様のものを記したり住所シールを拵えて貼付したりという手間がかかりません。
皆さんは郵便物の封入作業の際に中身の内容と封筒の宛名が間違いなく一致していたか不安になって確かめたことはありませんか?書類に印字した住所を封筒側から透視できる窓付き封筒ならば、中身と封筒の取り違えリスクを軽減して結果的に作業性を向上させることができます。

さて、窓付き封筒を必要とするメディアは請求書だけではありません。例えば昨今の医療機関においては、健康診断書やストレスチェック表の送付用に、また一般企業であれば会社案内やカタログおよび企画書などの様々な書類や印刷物に利用されています。「できれば中身を折らずにきれいな状態でお客様に渡したい。」という声に応えてA4サイズの書類や印刷物をそのまま封入できる角形2号や角形A4号などの窓付き封筒を提案する事例も増えています。

2、オフィスサイズに適応した窓付き角形封筒の仕様

窓付きの角形2号封筒と角形A4号封筒の特長は、封入物を折り曲げることなくそのままの状態でぴたりと納められること。封入物が1~2枚程度のA4サイズ用紙ならば角形A4号の封筒を。中身が少しかさむようであれば角形2号の封筒を使用するなど、コンディションに応じて選択できるのも便利です。
参考までに受注頻度が高く人気の窓付き角形封筒の規格を記しておきます。

■窓付き角形2号封筒
サイズ:240mm×332mm
窓寸法:95mm×45mm
窓位置:左から20mm・下から250mm
紙色:クラフト
紙厚:85g/㎡
貼位置:左貼
A4サイズよりもひと回り大きめのサイズですので、中に入れやすく結果的に封詰め作業の能率を上げてくれます。封入物がかさ張る場合におすすめのサイズです。また郵送に強い紙質であるクラフト紙を使用しています。

■角形A4号封筒(クラフト)
サイズ:228mm×312mm
窓寸法:95mm×45mm
窓位置:左から20mm・下から245mm
紙色:クラフト
紙厚:85g/㎡
貼位置:左貼
枚数が1~2枚ほどの少量封入の場合にはおすすめの規格です。A4にぴったりフィットするサイズであるため書類に印字した住所が中で動くことなく定位置に固定されます。

■角形A4号封筒(裏地紋)
サイズ:228mm×312mm
窓寸法:95mm×45mm
窓位置:左から20mm・下から245mm
紙色:白
紙厚:105g/㎡
秘匿性を保持するのに優れた封筒です。住所窓以外は内面に地紋を配し透けて見える事を防止しています。

3、作業性やイメージを向上させるオプションサービス

別注文にはなりますが、以上の既製品には封入の作業効率を上げるため、フタ(ベロ、フラップ)部分に両面テープを設置するサービスが実施されています。また、企業イメージをアップさせるための印刷注文も請け負っています。封筒本体へは勿論のことフタ部分をベタで塗りつぶす頭ベタ(フタベタ)も可能です。また、金色・銀色などの特色を使用して高級感をアピールしたいという要望にも対応しています。

●オプション利用の際のご注意
オプションを注文する際には、印刷の色数や印刷スペースなどの条件を事前にしっかりと確認しておきましょう。既製品への印刷は①どういう印刷が可能であるかを明確にしておく事。②その上でどういうデザインを施すかを検討する。
以上の順番を踏まえることが重要です。①と②が逆になると思わぬ進路変更を余儀なくされることがあります。オプションを注文する前には業者と十分に打ち合わせをしておきましょう。

4、気に入った窓付き封筒が無い場合

オプションだけでは物足りない。もっと他社封筒との差別化を図りたい。
そんな場合は完全なるオリジナル版、オーダーメイド封筒の作成を考えて見てはいかがでしょうか? 既製品に加工を施すよりも自由な表現が可能になります。
オーダーメイド封筒のメリットは次の通りです。
1、 印刷の色数に制限が無い
封筒の展開図段階で印刷を施すために通常の印刷となんら変わりなく複数の印刷色を指定できます。印刷の4原色であるシアン(青)・マゼンタ(赤)・イエロー(黄)・ブラック(黒*スミ)はもとより特色刷りも可能です。

2、 封筒の全面に印刷が可能
既製品の封筒に印刷を施す際には印刷NGの範囲が実在しますが、オーダーメイドであればその心配はほとんどありません。封筒の貼合部分を除けば比較的自由な配色が可能となります。また秘匿性を上げるために封筒の内側に地紋を施すなどの細工も可能ですので、自社のイニシャルを地紋化するなど様々なアイデアを反映させることができます。

3、 形状もイメージ通り
抜型もオリジナル対応ができますので、①正方形の封筒を作成する。②封筒にマチ(奥行)を付ける。③ふたつの窓を設ける。④既製品では左側にある窓を敢えて右側に配置する。⑤窓の形状を少し変わった形、例えばハート型や円形に切り抜く。
など既製品にはないオリジナルな加工が実現できます。

4、価格について
一般的に高価というイメージが強い特注製作の封筒ですが、封筒の注文枚数が多ければ既製品封筒よりも単価を抑えられる場合がありますので、
予算や単価を印刷業者に相談して決めるのが失敗しないコツといえます。

●オーダーメイド封筒作成にあたってのご注意
オーダーメイドの封筒作成に関しては、オプション封筒以上の事前調査と確認が必要です。
正しい計画性と業者との打ち合わせを十分に行っておきましょう。また、郵便物用として窓付き封筒を作成する場合は、郵便局から発信されるガイドラインやその他の情報をしっかり踏まえておきましょう。